21日の日経平均は195円高の23869.93となっています。米中貿易摩擦の激化懸念が弱まったこと好感するなど先週から相場はかなり強いです。NYダウやS&P500などが過去最高値を更新、上海総合指数も25日、50日移動平均線を上回るなど外部環境はかなり良くなってきています。
米国10年物国債の金利が3%台になり日米金利差拡大から為替も112円台となりこのまま水準で中間決算を迎えれば上方修正をだす企業も増え、日経平均は今年1月23日につけたここ近年の高値24129.34円を抜き、さらなる高値を目指す展開も十分期待できます。
今後も貿易問題に左右されると予想しますが、基本的には年末高値を目指す展開を期待しています。買いたかった銘柄は先週からの上げでだいぶ上がってしまい悔やまれます。相変わらずもう少し下がったら買おうと思っていたら上がってしまい、上がったので押し目を買おうと思ったら押し目がない展開で前回書いた戦略を全く実行できていません。言うのは簡単ですが実行するの本当に難しいです。
監視銘柄の中にはこの強い流れに乗れずにいるものもありますが、そうした銘柄はたいてい何かしらの原因があり買うのに躊躇します。しかし、資金循環の流れから今上がっている銘柄から、出遅れている銘柄にも資金が向かい上昇するものがでてくるので探していきたいです。日経平均のPERが13.78倍と割安感は少し薄れてきましたが来週は配当取りや株主優待取りの動きもあり底堅い展開を予想します。押し目があれば積極的に買いたいところです。
SBI (NISA)
サンエーはもみ合う展開ですが下値を切り上げつつあり、持ち合いから上抜ける展開を期待したいです。
アスクルは14日金曜の引け後に発表された決算が悪くPTSで2960円をつけていたので、18日の火曜日は暴落で始まるかと思いきや寄り付きにつけた3160円を安値に長い上ひげをだしましたが切り返す展開となりました。19日以降はもみ合う展開となりひとまず安心しています。
物流費の増加がアスクルを含め業績の重しとなっている企業が多くみられます。ここまで物流費が問題になってくると個別企業だけでは対応できず企業間で協力したり、最先端のテクノロジーでの対応を目指す企業などが多数でてくるでしょう。その他にも自前で配送網を整備するなど様々な物流費削減を目指す取り組みにより、2、3年後には物流費は適切な値段に落ちついていると思っています。
個人的には外に買い物に行き余計なものを買ってしまうよりもネットで欲しいものだけ買った方が結局は安くなり、時間も節約できるため配送料を支払うことに特に不満はありません。また、車で買い物に行く場合は運転の労力、ガソリン代、事故のリスクなどを考えれば配送料を払うことに抵抗はないです。
スタートトゥデイは宇宙ビジネス参入による収益悪化を懸念して下がっていたそうですが全くこのような情報は知りませんでした。実際にはイーロン・マスク氏のスペースXと月周回旅行の契約を結んだということでした。前澤社長が9月中旬に大きなお知らせがあると言っていたのは知っていましたが、事業に関わる何かしらの情報がでると思っていました。また、期待させるような状態なのに株価が下がり続けていることに不安も感じていました。
発表後は株価は反発しましたが、まだまだ底を打ったとはいえない状況です。18日に3125円の直近安値をつけ、買いを検討する3100円近くまで下がってきました。しかし、3100円をつける前に反発し、またでたなこの展開と思いました。「買いたい値段の手前で反発し、そこが底で上がるパターンでた~。またこの展開だよ」と唸りました。個人的な経験則なのでこのパターンが当てはまるかはもう少し時間が必要ですが、私以外にもこのような経験ある投資家の方は多いのではないでしょうか。
今回の月周回旅行の発表は海外のメディアにも多く取り上げられ、前澤社長の名前はより多くの人が耳にし抜群の宣伝効果を生んだはずです。前澤社長は過去に海外でのZOZOの認知度の低さついて言及しており、ZOZOの海外戦略に大きなプラス効果が発揮されること期待します。
大阪ソーダはプラスに転換しましたが3000円台キープできず、来週からさらなる切り返しを期待します。
楽天は今週は強い展開でしたが9月3日つけた864.9円抜けずに終了しています。来週はこの直近高値を抜けてさらなる高値を目指して欲しいです。Wトップ形成で下がる展開は避けて欲しいと願っています。
リプロセルは材料待ちです。
楽天証券(特定口座)
キャノンは今週を大きく切り返す形で終了しています。来週は75日移動平均線を抜き、底打ちを確認できるようなチャートの形成を期待したいです。
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