7日の日経平均は180.88円安の22307.06円となっています。米ナスダックが2日間連続1%近い下げでハイテク株の雰囲気はかなり悪くなっています。

半導体関連の東京エレクトロン(8035)、アドバンテスト(6857)、東京精密(7729)などが7%以上下げ、ここまでの下落率をですとさすがに市場のムードを暗くします。その他の半導体関連もかなり厳しい下げです。

また、今週は日経平均、TOPIXともにすべての営業日で下げ、マザーズ指数も戻り一服で弱い動きでした。

米中、米加貿易問題等、トルコを含む新興国、国内の自然災害などがあり市場の雰囲気は相当悪いです。貿易問題についてはトランプ大統領の関税賦課含む貿易問題に対する動きが想定より早いので先週よりは警戒しています。

貿易問題が市場に与える影響はほぼ織り込みつつあり、徐々に耐性もでき報復行為も軽いものを小出しし致命的なものは避けると思っていました。

しかし、それらの予想を覆すトランプ大統領の強硬姿勢に認識を改めなくてはいけないかなとも考えています。

8月の日銀のETF買い入れ額が1406億円と買い入れ増額後最低でした。8月の相場はそこそこ強かったことも買い入れが減少した一因でしょうが、買い入れのルールが変更になっている可能性があります。

今までのように一定の下落率を下回れば機械的に買うことがなくなったのであれば、考えている間に上がってしまうという展開が減り買うチャンスが増えそうなのはありがたいことです。

ETFの買い入れ額が減少してきたことはテーパリングの前触れなのか、それともすでにテーパリングが始まっているのか今後の日銀の動向に非常に警戒が必要です。

市場がテーパリングが始まったと認識した時、どの程度崩れるのか具体的な数値は予想できませんが相当な下げを覚悟しといたがよさそうです。

日経平均のPERは12.84倍と割安のためここから大きく下げることはないと期待していますが、個別株によってはかなり厳しく下げている銘柄もあり今後もさらにでてくると思います。

市場の雰囲気は悪いですが、年末高を期待するのであれば皆が悲観的な時に動くことが大きな利益をあげることにつながります。優良銘柄で売られすぎと思われるものがあれば押し目を買うスタンスを引き続き継続していく予定です。

持ち株(NISA)の評価損が先週比78%強増加となり、非常に厳しい一週間となりました。

SBI (NISA)
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スタートTは日経平均採用が見送られたことで暴落の一週間でした。月曜日に4000円台を突破し大幅に戻す展開になるのかなと思いましたが、次の日から無残な動きでした。

空売りや投げ売りを含んだややオーバーシュートぎみの売りと思っているので近々戻すことを期待しています。次回の日経平均採用まで持っていられるかわかりませんがそれぐらい長期に持つことも想定しています。

楽天はどうにか800円台をキープしホッとしてます。楽天スーパーセールが開催されていますが今回は何も購入していません。

過去2回のセールでポイントアップ狙いでたいして必要のないものまで購入し、家計が悪化した教訓を活かしています。

その他の銘柄は様子見です。

楽天証券(特定口座)
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キャノンはボックス圏を下に抜けてしまい、新たな下値を模索する展開となっています。配当利回り4.72%と高配当ですが業績の下方修正もあり大きな戻りが期待できません。

しかし、ここまで下がってくると配当だけでもかなり魅力的な水準です。長期で持つにはいいですが短期で勝負するのであれば他に業績のいい銘柄を買う方が無難でしょう。

FA関連や機械関連の監視銘柄の下げがきついです。先週切り返す動きを見せましたが今週は市場の弱さもあり、また下値を模索する動きなっています。去年は右肩上がりの上昇でしたが、今年は下げがきついです。

高値から40%以上の下げる銘柄も見られ、そろそろ反発の動きがでてきてもおかしくなそうです。年末高を期待しているので下げのきつい銘柄の業績を調べ、売られすぎと判断できそうなものは買っていきたいと考えています。

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