28日の日経平均は1.38円安の22270.39円となっています。相変わらず米中貿易摩擦の話題が影響し日中の値動きが激しくなっています。本日は安値から200円以上切り返し1.38円安とはいえ強い動きでした。
ここ最近、毎日のように懸念される貿易摩擦の話題には少々うんざりですが、トランプ大統領は何をしでかすか正直わかりません。やっても経済的にデメリットしかないことでも、国内の支持者を優先し口先だけかと思いきや本当に実行してくるところに驚きと恐怖を感じます。
このままの状況ですと7月6日に米中両国がお互いに関税をかけあいます。それまでにどちらかが譲歩しないとさらなる貿易摩擦が発展する恐れがあります。米中ともに譲歩するイメージがなく関税をかけるといいつつも、いつの間にかうやむやな展開になり結局かけませんでした的な流れを期待したいです。
どちらかが譲歩すれば貿易摩擦の恐れは後退し、短期的には大きな反発が期待できます(貿易摩擦の恐れは一時的に消えるだけで11月6日の米国中間選挙が終わるまでは、また何度か話題になりその度に大きく相場は上下すると思いますが)。
7月6日までにお互いが譲歩すれば、今後米中貿易摩擦の話題がでても相場の材料としてはお馴染みとなり、ほとんど影響しなくなっていくと思います。
譲歩ありと考えるならば今のうちに優良銘柄や売られすぎている銘柄を買っていくことがのちのち大きなリターンをもたらしてくれるはずです。
譲歩なしの場合も考えられますので、非常に勇気がいる局面を迎えています。こういう緊迫した場面では様子を見て、方向感がでてから投資してもチャンスはあります。確かに不確実性が強い時に買い、相場観が当たれば大きな利益を得ることができます。しかし、逆に言った時は目も当てられません。ここは無理せず様子見といきたいと思います。
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